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清掃性重視の臼歯部インプラント

臼歯部領域におけるインプラント治療は、機能性と清掃性が最優先されます。ほとんどの場合、清掃不良から引き起こされた虫歯や歯周病により歯を失っています。その部位にインプラントを埋入した場合、残存歯と共にいかに磨きやすい環境を獲得できるか否かで治療の予後は大きく左右されます。当然、残存歯の骨レベルに調和した骨造成やインプラントの埋入ポジション、角化組織の獲得、そして最終修復物のデザインなど、綿密な治療計画を立案して行う必要があります。

Case1  インプラント・矯正・GBR・FGG

 

インプラント・矯正・GBR・FGGインプラント・矯正・GBR・FGG2

60代の女性の初診時の状態です。歯根破折を起こし上顎のブリッジが脱離しています。左下の臼歯は失われ、咬み合わせの高さがかなり低くなっております。下顎前歯部には歯列不正も存在します。下顎の矯正治療も含めた全顎的な治療計画を立案しました。


 
インプラント・矯正・GBR・FGG3インプラント・矯正・GBR・FGG4

不適合な左下34の冠を除去したインプラント埋入外科前の状態です。顎堤の高さと幅が失われており、GBRにて骨造成を行い同時に左下67部にインプラントを2本埋入します。


 
インプラント・矯正・GBR・FGG

8ヵ月後2次手術時に角化組織の獲得を行い、その後インプラントの仮歯を固定源にして下顎の矯正治療を行いました。

インプラント・矯正・GBR・FGG

治療終了後の左下の状態です。残存歯の骨レベルに合わせGBRを行い、予定した位置にインプラントを正確に埋入し、天然歯と同様にインプラント周囲にも角化組織の獲得することで、機能的で清掃性の高い治療結果を得ることが出来ました。

Case2  インプラント・矯正

 

Case2  インプラント・矯正Case2  インプラント・矯正2

60代の女性の初診時の状態です(左の写真)。隙間の空いた歯列で審美的な改善を患者様は望んでおりました。全顎的な矯正治療後に臼歯部にインプラントを3本埋入しました。前歯は天然歯のままで、臼歯部の修復治療を行いました。清掃性を重視した治療計画により歯周組織も安定し、審美的にも良好です(右の写真)。


  
 

Case3  インプラント・サイナスリフト

 

Case3  インプラント・サイナスリフトCase3  インプラント・サイナスリフト

60代女性の初診時の上顎の状態です(左の写真)。右上765と左上7は歯を失っております。また、左上56は虫歯が進行して保存不可能でした。上顎洞の挙上を行い、左右にインプラントを4本埋入して、インプラントによる固定性修復治療を行いました。右の写真は、治療後5年のメンテナンス時の状態です。ブラッシング状態も良く、良く噛めると患者様は喜んでおります。


  
 

Case4  インプラント・GBR・FGG

 

Case4  インプラント・GBR・FGGCase4  インプラント・GBR・FGG2

50代女性の初診時の下顎の状態です(左の写真)。右下76はすでに失われており、左下7は歯根破折を起こしております。左下7を抜歯して左右に76 67部にGBRを行いインプラント4本埋入しました(右の写真)。


Case4  インプラント・GBR・FGG3Case4  インプラント・GBR・FGG4

治療後4年の状態です。十分な幅の角化組織を獲得し、清掃しやすい環境を得ることで、歯周組織は安定しております。


 

Case5   インプラント・GBR

 

Case5   インプラント・GBRCase5   インプラント・GBR2

40歳女性です。#34,#35は連結のセラミック冠、#36,#37には6⑥⑦Brが装着されています。#35,#36,#37は歯根破折しており保存不可能と判断、#34は残存歯質薄く顎堤内に歯根を温存し4⑤⑥⑦インプラントBrを計画しました。


インプラント・GBRインプラント・GBR2

#35,#36,#37抜歯後3M、インプラント埋入前の口腔内。インプラントの仮歯で噛合わせができるまで、#34は左側の咬合負担のために仮歯を装着。


 
インプラント・GBR4インプラント・GBR5

インプラント埋入手術と同時に歯槽堤の増大(GBR)を自家骨のみで行いました。1次手術の3か月後に2次手術を行いました。
メタルセラミックによるブリッジにて修復。#34は顎堤の吸収を防ぐために抜歯せず顎骨内温存しました。上に示す写真とX-ray画像は、1Yの口腔内とパノラマX-ray写真です。骨・軟組織共に安定しており、清掃状態も良好です。